一般社団法人 大分学研究会

大分の魅力を多面的に明らかにして県内各地の観光・地域振興に資することを目的にしています

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12月

第20回おおいた魅力体験ツアーが開催されました

12月20日 日曜日、おおいた魅力体験ツアーがおこなわれました

第20回目を数える今回は大分市

新日鐵住金大分製鉄所、徳応寺(幕末、坂本龍馬・勝海舟が宿泊した寺)、大分県漁協佐賀関支店荷捌き所、関崎展望公園、亀塚古墳、勝海舟・坂本龍馬石像、毛利空桑記念館、参加者24名、久しぶりの社会見学気分で大分市の魅力を体感すべく回ってきました。

今回はコースの中で大分学検定の過去問を2問ほど振り返り、問題の内容を間近で確認できる有意義な企画でした。RIMG0271

まずは新日鐵住金大分製鉄所へRIMG0273

残念ながら高炉内は撮影禁止ですが、工場構内をバスで移動の際は所員の方が鉄が出来るまで過程や、構内設備、新日鐵住金の歴史を詳しく説明してくださいました。RIMG0278ジオラマでまずは構内の施設を確認。

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冬なのに工場内はできたての鉄板が通るたびに熱い空気が。

皆さん熱心に見学されていました。

 

続いて徳応寺。

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RIMG0297徳応寺では15世東光爾英住職が坂本龍馬が本名を記してい本当に貴重な資料を公開して説明してくださいました。

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坂本龍馬が珍しく本名で記していた貴重な資料(右から7番目)。

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当時はカメラがないため、スケッチで様子を書き残していたんですね

蒸気船が通っていたら地元の人たちもさぞかしびっくりしたことでしょう。

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続いては大分県漁協佐賀関支店荷捌き所へ

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第3回大分学検定で出題された関アジ関サバの取引きの様子「面買い」が直接見られました。

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漁を終えた船が着きました。

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漁師さんが魚種ごとに水槽へ

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RIMG0337取引成立!

お楽しみの昼食会場

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全国ブランドの関アジ関サバ

いくら大分県民でも改めて食すとあればテンションが上がります。

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これが1人前!

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急に空が曇ってきました。

天気が良いとここの眺めは最高でしょうね。

2階がレストランで1階が地元の特産物販売所になっています。

関アジのフライが美味しそうでした。

続いては関崎展望公園

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ここは第2国土軸計画の一つである九州と四国をつなぐ豊予海峡ルートが一望できる場所です。

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橋梁でつなぐか、海底トンネルでつなぐか、

かつてはこの第2国土軸計画について盛んにこの計画が議論されていました。

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RIMG0374高島をバックに

展望公園内にある関崎海星館の中へ

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豊予海峡の海底。美味しい魚が捕れる理由がここにもあったのです。

ここは天文台の設備があって海を真下に、宇宙を観察することが出来る九州でも有数な望遠鏡があります。

定期的に観測会もおこなっているようです。

 

国指定史跡亀塚古墳。

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大分県内では最大規模の古墳です。

この地域の海岸一帯を治めていた海部の王の墓だと言われています。

海部古墳史料館には発掘調査の際に出土された貴重な遺物が展示されています。

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最後は勝海舟・坂本龍馬石像と毛利空桑記念館

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辻野功先生も完成を楽しみにしておられた石像が今年落成しました。

この二人が大分佐賀関に入り、野津原、熊本、長崎までをたどった歴史を伝えるにふさわしい、行く先を見据える二人のたくましく、力強い佇まいを表現しています。

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そのそばにあるのが毛利空桑記念館。

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毛利空桑

「文ありて武なきは真の文人にあらず。武ありて文なきは真の武人にあらず」を信念とし、

開いた私塾知来館は県指定文化財になっています。

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湯布院や別府などといった観光地と比べて印象が薄いと思われがちな大分市

産業都市でありながら、全国ブランドをもち、歴史文化のバラエティに富んでいることが今回のツアーで良くお分かりいただけたかと思います。

 

大分学第27回例会を開催しました

11月28日(土)に「大分学第27回例会」が開催され、会員86名が出席しました。

冒頭、第3回しんけん大分学検定等の表彰式を行った後、大分市長の佐藤樹一郎会員による基調発表、河野義久会員による関連発表に引き続いて、出席した会員との質疑応答・意見交換が活発に行われました。また、会員5名から会員だよりの発表が行われました。

概要は別添のとおり

大分学第27回例会 概要

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大分学講座in東京を開催しました

先日12月5日土曜日に大分県東京事務所県人会ホールにて大分学講座in東京が開催されました。

開催に先立って第3回大分学検定の認定及び表彰式もおこなわれました。

受賞者は3回連続で最高得点を獲得された砂田光江さん。

横浜市在住の砂田さんは仕事で先月大分でおこなわれた大分学検定認定・表彰式の出席がかなわず、

今回この大分学講座in東京で認定と表彰を受けることになりました。

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砂田さん、おめでとうございました!

 

今回の大分学講座in東京、の基調発表は「知っちょった?大分の磨崖仏」でした。

大分県は磨崖仏が至る所にあり、量質ともに日本一レベルを誇っています。

今回はその大分県内の磨崖仏について、宇佐市立西部中学校教諭の山路康弘さんから

歴史から地質面、磨崖仏を取り巻く現状、活用に向けた取り組みなど、幅広くお話を聞くことが出来ました。

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最後の質疑応答でも多くの質問が寄せられ、皆さんに興味を持っていただけたことが伺えました。

その後、場所を移して懇親会が行われました。

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講座、懇親会を通して驚いたのは大分県出身者よりも大分県に縁があって一時住んでいたという方の参加者が

多くを占めていたことです。

仕事を機に大分に住むことになり、住むほどに大分を好きになっていただいた方たちばかり。

「大分大好き!将来は移住したいと考えています」とまでおっしゃっていただいたご夫婦もいらっしゃいました。

まさに「大分の2度泣き」を体感されたそうです。

日頃から大分自慢をしない大分県民にとってそうした方たちのお話はとてもうれしく、誇らしく思います。

各テーブルで心ゆくまで大分の魅力を語り合い、楽しい時間が過ぎてゆきました。

東京のど真ん中に居ながらそこだけは大分一色。不思議な夜でした。

大分県出身者の方はもちろん、大分県に興味があって、関東圏内在住の皆様、

これからも大分学講座in東京が開催される時はお知り合い等お声かけ合わせの上、是非ご参加ください。