第31回例会を7月23日(土)大分市竹町わざわざビル4階「To-tA」で開催しました。
今回は大分学研究会が創立5周年の記念例会でした。
テーマを「おんせん県おおおいたの復活、風評被害に負けるな!」として、
県内各地域から夏の観光シーズンに向けた意気込みを6名の方から意見発表していただきました。
会員等72名(例会のみ参加4名を含む)が出席されました。最年少は17歳の高校生でした。
桑野和泉副会長(由布院温泉観光協会会長)より、「地震で由布院の町から人が消えた」大きな打撃を受けながらも、地域つくりを観光の原点とし、復興に向けて地域のつながりを見直す活動を発表。
三河明史会員(国東市長)より、六郷満山1,300年祭に向けての活動報告や神仏習合の地に加え日本人初のキリスト教聖地エルサレムを訪問した宣教師ペトロ・カスイ・岐部の出身地である国東市で宗教文化豊かな催しが企画されていることを発表。
緒方肇会員(別府市観光協会 国内・海外観光客誘致部会長:別府・両築別邸)より、外国人観光客の誘客に向けた情報発信の継続的活動報告、地震による観光業の雇用問題といった経営危機をどう乗り越えていくかの意見発表。
工藤隆浩会員(竹田市商工観光課長:首藤勝次市長代理)より、震災ボランティアの受け入れと観光業の再開を並行して行い、人のつながりをテーマにした復興に向けての取り組みを通して観光業に携わる人たちの団結も固まったという嬉しい報告も。
髙橋文子会員(佐伯市観光協会理事)より、地震の影響が無かった佐伯市においても風評被害を受けている状況。被害の大小を問わず、大分県民は被災された人たちと共にあり、復興の一助になりたいと心温まるご意見。
三代吉彦会員(大分銀行)より、金融の立場から震災復興サポート活動を紹介。融資面に加え、大分銀行出張コンサートを由布院で行うといった、地域の賑わいをとり戻す内容も。
震災は様々な問題を浮き彫りにしたと同時に、復興に向けて地域の団結力が増したり、地域の原点を見直すといった希望につながる芽も息吹くことが分かった例会となりました。
続いて大分学研究会より
「おんせん県おおいた」復活応援スマホケース売上収益金及び会員からの寄付金の贈呈式を行いました。
大分学研究会事務局長楢本譲司より、目録を大分県観光・地域振興課長阿部万寿夫課長に贈呈。
例会のあとは交流会
自慢の逸品紹介
・大分の誇る「美味求真」の世界を堪能!
各地の名産が名酒と共に一堂に並びました。ビールサーバーも待機。
各テーブルには鱧しゃぶセットがセッティング!
乾杯の前に恒例の会員紹介
おまちかね乾杯の音頭はこの度日本銀行大分支店長としてここ大分に着任されたばかりの濱田秀夫様が
鱧料理の真骨頂である骨切り実演と鱧の魅力について合澤康就会員(澤家主人)が
包丁を入れるとゴリゴリと大きな音を立てていたのに、口にすると全く邪魔にならない口当たり さすが!
美味しい料理とお酒があれば皆さん笑顔に
震災に負けず、大分が復興するには十分な魅力が揃っています。
大分を愛する人たちがつながり、一つになれば鬼に金棒といった感じでしょうか。
今回の交流会には、国東市、竹田市、三和酒類㈱、豊後大野市、角山酒店㈱、サッポロビール大分営業所、愛の里工房、ヤマロ渡邉及び新大分土地㈱、㈱まるひで、割烹澤家の皆さまのご協賛・ご協力をいただきました。
お礼を申し上げます。