一般社団法人 大分学研究会

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03月

第26回 おおいた魅力体験ツアーを開催しました

2月26日(日)、今回のおおいた魅力体験ツアーは

~日田の「ひな飾り」と中津江村の鯛生金山跡を訪ねて~と題し、

江戸時代に栄華を極めた日田の商人文化を今に伝える「ひな飾り」と、

松本清張『西海道談綺』の舞台鯛生金山跡を訪ねました。

中津江村では、2002年FIFAワールドカップでカメルーン代表のキャンプ地として中津江村の名を国の内外に知らしめた立役者の坂本休元村長から

カメルーンとの秘話などをお聞きしました。

 

日田市豆田町に到着。

 

一般社団法人日田市観光協会事務局長の木下周会員がお出迎え。

豆田町を案内してくださいました。

ひな飾りで町おこしのさきがけ日田市、この日は大勢の観光客が訪れていて

活気にあふれていました。

街並みの「止まれ」はこんな工夫が

 

 

まずは広瀬資料館へ

中島館長より館内の説明と詩吟の披露がありました。

資料館には広瀬家代々の功績や所蔵品がずらり。

 

 

この時期はひな飾りもありました。

 

続いては草野本家のひな飾り

残念ながら撮影が禁止のため画像はありませんが、

20畳の奥座敷いっぱいに並べられたひな飾りは草野家の栄華が反映された素晴らしいものでした。

草野本家はひな飾りだけでなく、年4回、四季に沿った公開をおこなっています。

次回は4月から5月にかけて端午の節句と武者人形が見られるそうです。

 

続いてはおきあげ雛の展示会へ

制作風景も見ることが出来ました。

館内にはたくさんのおきあげ雛が。

型紙や色付け道具なども展示していました。

 

昼食は「そば処 草八」

おいしいお蕎麦とお料理。

 

 

午後一番はクンチョウ酒造へ。

日田市観光協会会長富安会員のお出迎え。

酒蔵を利用した酒造道具の展示が興味をそそります。

そしてやっぱり試飲。きりっとした味わい。何本買おうかな。

豆田の町をしばし散策したあとは一路日田市中津江村へ

「地底博物館 鯛生金山」に到着すると

元中津江村村長の坂本休会員がカメルーンの国旗を振ってお出迎え。

 

 

鯛生金山跡へいざ入坑

坑内には当時の労働者を模した人形があちこちにあって当時の坑内の様子が手に取るようにわかります。

 

 

こんな工夫も!

金山跡を出るとそこはワールドカップの世界が。

 

 

坂本会員はカメルーンにビザなしで入国できるそうです。

中津江村の人たちの心温まるおもてなしが、カメルーンと中津江村の絆つくりに一役も二役もかったことは

この展示施設からも、坂本会員の人柄からもうかがえます。

金山見学の後は坂本会員との茶話会

当時は金山のおかげで飲食街や映画館などが建ち、村がにぎわっていた様子などもうかがうことが出来ました。

現在ではワールドカップでカメルーンの練習場として誘致して以降、子供たちのサッカークラブの合宿や試合会場として

スポーツ振興の面で役目を果たしています。

中津江村にはキャンプ場やフィッシングパークなどアウトドアで楽しめる場所もあります。

 

鯛生金山ではなんだか懐かしい社会見学の気分を味わえた今回の魅力体験ツアー。

次回の魅力体験ツアー、是非ご参加お待ちしています!