一般社団法人 大分学研究会

大分の魅力を多面的に明らかにして県内各地の観光・地域振興に資することを目的にしています

TEL.097-538-9731
FAX.097-538-9724

〒870-0021 大分県大分市府内町3-8-11

2018年

第37回 おおいた魅力体験ツアー

~ 時空を超えた 「せごどん」 そうだったのか! 大分と西南戦争 ~    平成30年 10月28日(日曜日)

さわやかな秋晴れのなか、同行講師は会員の衞藤 準(三重総合高校 教諭)さんが務めてくださり、「西南戦争」最後の決戦地である延岡から激戦地となった豊後大野市三重町の西南戦争跡を巡ってきました。

NHK大河ドラマ「せごどん」も佳境をむかえ100倍楽しめる!?がテーマでしたが、やはり今回も大分学のツアーだからこそ見学できた特別感満載でした!

西郷隆盛の人間性や最近になって解明された事、また西南戦争に関わった多く人たちの世の中に知られていない部分や心温まる逸話や苦悩など、、、。そうだったのか~!が沢山きくことが出来ました。

別府駅・・・・大分駅(出発9:00)

米良インターから北川インターへ

「北川はゆま 道の駅」で休憩・買い物。

いよいよツアー本番!

 愛宕山展望台

延岡の街が一望できる気持ちの好い所でした。

西郷軍と官軍がどのように陣を構えて戦ったのか解説をしていただきました。

 

♦ 昼食 【国 技 舘】

両国御膳≪チキン南蛮や「めひかり」という深海魚のから揚げ。お刺身、お寿司などなど、、、。デザートにコーヒーまで。≫ みなさんとワイワイおしゃべりしながら美味しくいただきました。

和田越の戦場跡

西郷隆盛が初めて陣頭指揮をとった場所。

駒木根信成(延岡藩士)の辞世の和歌と大島景保(延岡隊長)が陣中に作った詩が書かれた看板や石碑がありました。

 

 

西郷隆盛 宿陣跡資料館・・・(児玉熊史郎 宅)

和田越の戦に破れた西郷隆盛と薩軍幹部が最後の軍議をおこなった場所。

『西郷隆盛 宿陣資料館』として沢山の資料が展示されています。前庭には、西郷さんがけじめをつけるために軍服を燃やした所があり、軍議の様子も再現されていました。

夏田 隆義(延岡市教育委員会 西郷隆盛宿陣跡資料館管理人)氏から、「薩軍解散布告令」の前後の話や近年解明されたことなど解説をしていただきました。

北川陵墓参考地・・・(ニニギノミコトの終焉地)

西郷隆盛が宿陣をこの地に決めた理由がここにありました!

『政府軍が天皇家の先祖の墓に向けては砲撃してこないだろう』

それが事実となり、薩軍はひと時の休息ができたそうです。

西郷菊次郎 療養の地・・・(児玉惣四朗宅)

西郷隆盛が足を負傷した療養中の菊次郎と永遠の別れを告げた場所。

菊次郎の療養していた部屋にお邪魔しました。当時お世話をなさった児玉家のお孫さんが、幼少の頃に西郷隆盛の曾孫である方が訪ねて来られた話や他では聞けなかった事実など、お話してくださいました。

大人数にもかかわらず快く引き受けてくださり、ありがとうございました。

 

西郷隆盛 宿陣跡・・・(小野彦治宅)

「和田越の戦」の前2日間、西郷隆盛が滞在した。

道の駅 宇目

休憩・買い物。

 

三国峠

激戦があったとは思えないのほど穏やかな秋晴れの中、三国峠を眺めながら解説を聞いてきました。


激戦の地(三重町大原 慰霊塔前)

官軍を撃破した場所。

三重町が一望できる場所であり、薩軍と官軍との激戦地でもあります。

今回のツアー最後の場所で、参加した皆さんと集合写真です。


今回も、楽しい事が満載の旅でした!!

皆さんお疲れ様でした。同行し解説をしてくださいました衛藤先生、ありがとうございました。

おおいたNPO博に参加しました。

9月16日(日)おおいたNPO博に大分学研究会が参加しました。

このおおいたNPO博はNPO法人をはじめ様々な大分市で活躍している市民活動を皆さんに知ってもらおうと

開催されたもので、33の団体のうち、我が大分学研究会もブースを構え「大分学検定」のPRも兼ねて参加しました。

ブースでは、過去に出題された大分学検定の問題を解いてもらい、大分学研究会で出版された本の頒布も行いました。

小さいお子様も積極的に問題を解いてもらいました。

大人の方も、長年住んでいる大分のことだから大丈夫なはずと、気軽に問題を解くつもりが

問題によっては頭を抱えてたりして、はまっている様子。

3問全問正解者の方には大分学検定オリジナルクリアファイルを進呈ということで

もらった方たちの笑顔が印象的でした。

 

ステージPRでは1問1答で挙手による回答形式で皆さんに検定を体験してもらいました。

親御さんがお子さんに答えを教えてお子さんが答える、なんてほほえましい光景も見られました。

大分のことをもっと知ってもらいたい、また、知らなかったことを検定を通じて発見できるところが大分学検定の良さの一つです。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

第36回おおいた魅力体験ツアーが開催されました

8月26日(日)、「第36回おおいた魅力体験ツアー」が開催されました。

例年にない暑さではありましたが、すっきりと晴れたお天気の中、

~宇佐に古代ロマンと戦争遺跡を訪ねて~というテーマで宇佐市を巡ってきました。

初めに到着したのは全国八幡社の総本山「宇佐神宮」

小倉正五会員より、宇佐神宮の歴史や広大な森林の中にある宇佐神宮の見所などを説明してくださいました。

今回は神宮内の宝物殿で大分県に存在する4つの国宝のうちの一つ「孔雀紋馨」を見ました。

残念ながら、撮影禁止なので、ここまで。

他の神社とは違った二礼四拍手一礼で参拝。

蓮もまだ咲いていました。

境内に蒸気機関車がありました。

続いてはお待ちかねの昼食。

「辰巳」さんにお世話になりました。

県北の郷土料理「ガン汁」や宇佐からあげ、味一ねぎの天ぷらなど、一つ一つの料理がとてもおいしく、

暑さをしばし忘れて憩いのひと時を過ごしました。

 

午後一は宇佐市歴史資料館。

映画「永遠の0」で使用されたゼロ戦を後ろに、平田崇英会員による宇佐海軍航空隊のお話や、宇佐市に現在も残る

戦争遺構のお話がありました。

平成32年度には歴史資料館「宇佐市平和ミュージアム(仮称)」としてリニューアル予定。

現存する掩体壕や戦争遺構のそばに資料館を移し、「平和の大切さと命の尊さ」を感じられるものになるそうです。

 

続いては大分県立歴史博物館。

こちらも小倉正五会員の解説付きで館内を巡りました。

改めて宇佐神宮の境内をジオラマを使って説明。

 

歴史博物館では展望室から古墳を一望できます。

 

企画展ではペルーのマチュピチュを紹介した「マチュピチュ展」が開催されていました。

後ほど向かう院内の「日本のマチュピチュ」に期待が募ります。

 

現地の衣装を着て記念撮影もできました。

 

そして「日本のマチュピチュ」へ。

夏休み最後の日曜日だったので展望所には観光客の方も多かったです。

記念撮影はこちらで。

日本のマチュピチュはこちら。

 

最後に安心院の酒蔵「あがたや酒造」「王様のブドウ直売所」へ。

「王様のブドウ」直売所では宮田静一会員によるブドウの解説がありました。

あがたや酒造では酒蔵見学もさせていただきました。

 

重松家別邸の鏝絵。

楽しい試飲!

 

例年にない暑さの中、参加者の皆さんはお疲れさまでした。

宇佐神宮でパワーをもらい、郷土料理に舌鼓、戦争歴史に触れ、南米気分に浸り、

おいしいお酒とブドウ、やっぱり大分の魅力は尽きません。

 

 

 

 

第34回おおいた魅力体験ツアーが開催されました

4月22日(日)に「第34回おおいた魅力体験ツアー」が開催されました。

今回は「~初夏の国東六郷満山に1300年の歴史を想う~」というテーマで国東半島を巡るツアーでした。

 

はじめに日出町の願成就寺を訪れました。願成就寺は六郷満山を開いた仁聞菩薩が最後に開いた寺院だそうで、立派な山門がお出迎えをしてくれました。

仁聞菩薩とは、宇佐八幡宮の神様の化身(生まれ変わり)として現れ、この国東の地に神仏習合の原点となる寺院群を1300年前に開いた方だそうです。

 

今回のツアーはの山路会員に解説していただきました。

 

そして、本堂では住職さんがお寺の事など詳しいお話しをしてくれました。

また、2018年は六郷満山開山1300年の節目のため、お寺さんによっては非公開文化財の特別公開をおこなっており、願成就寺の本堂でも秘仏を拝見することが出来ました。

ブログに秘仏を載せることは出来ませんので、ぜひ願成就寺を訪れてみてください。

 

バスの中でも山路会員が六郷満山についての話しを沢山してくれました。

六郷満山とは、「六郷=六つに分けた郷」と「満山=たくさんの寺院群」という意味だそうです。

 

なお、今回のツアーは中型バスですが補助席も含め満員でした。

 

続いて、豊後高田市にある無動寺(豊後高田市)へ

無動寺は六郷満山中山本寺の一つで、修行や祈祷をおこなう場所だそうです。

六郷満山では、本山(もとやま)は勉強をおこなう場所、中山(なかやま)は修行をおこなう場所、末山(すえやま)は布教をおこなう場所というように、お寺の役割が3つに分けられているそうです。

そして、無動寺の堂内には不動明王坐像をはじめ県指定有形文化財の木造坐像が多数安置されています。

 

この日は「お接待の日」ということで、願成就寺でもそうでしたが無動寺でもお茶やお菓子を頂きました。

移動の道すがらにも「お接待」の赤い旗が掲げられていました。

 

写真にも写っていますが無動寺の横に神社の鳥居があります。この鳥居の先に石段があり、登って行った先に身濯神社があります。無動寺では、神様と仏様が隣り合う神仏習合の六郷満山の文化をも感じることが出来ます。

 

お楽しみの昼食は国見町にある涛音寮(とういんりょう)へ。

お店に着くと女将さんが涛音寮のことなどを教えてくれました。

涛音寮は立派な木造3階建ての建物で明治時代に造り酒屋の母屋として建てられたそうです。今では食事が出来たり屏風など地元の作家さんの作品が展示販売されています。

 

お料理は「くにさき神仏料理」のたこ飯御膳です。

お天気もいいため庭に面した縁側で食事をすることも出来ました。

 

お食事の後は、涛音寮の2階、3階を見学させてもらい、3階からの見晴らしはとても素晴らしかったです。

 

午後からは吉田会員(国東市教育委員会並びに国東半島1300年祭実行委員会事務局長)も加わり案内をしていただきました。

 

お昼のあとは、五辻不動尊へ行きました。

五辻不動尊は仁聞菩薩が4人の共を連れて登り修行を行った場所だそうです。

ここは駐車場を降りてから10分ほどの山を登るため、行く組と待機組に別れることにしました。

行く組は、せっせと山の中へ。

岩の上を歩くなど大変な道のりでしたが、登った先には美しい景色が広がっていました。

 

待機組は駐車場傍の休息所へ。

休息所では下のお寺より住職さんが、お接待用のお茶や赤飯を運んで頂いており休息所でお接待を受けながら行く組の帰りを待ちます。

 

下山したメンバーも休息所へ。

住職さんのお話しを聞きながら、お赤飯を食べてしばし休憩。

 

続いては、泉福寺へ。

泉福寺は1375年に田原氏能の母無伝尼(むでんに)の発願により無著妙融(むちゃくみょうゆう)禅師を開山として創建された曹洞宗のお寺さんです。なお泉福寺は曹洞宗における九州の総本山だそうです。

 

茅葺屋根が素敵な泉福寺の仏殿(国指定重要文化財)は室町時代の1524年に建立されたもので、禅宗様仏殿として九州最古の仏殿だそうです。

 

同じく国指定重要文化財の開山堂といわれる建物も、現在特別拝観することが出来ます。この建物の中の奥に開山堂があります。

 

そして、泉福寺山門前にて集合写真を撮りました。

 

最後のお寺さんは神宮寺です。

到着すると住職さんが鐘や法螺貝を吹いて、お出迎えしてくれました。

神宮寺も仁聞菩薩開基で布教をおこなう末山にあたるそうです。

 

とても面白い住職さんで本堂の中で外でと、たくさんお話しをしていただきました。

 

 

 

最後に、里の駅むさしに立ち寄り本日のツアーは無事に終わりました。

本日は天気も良く気温もぐんぐん上がり、テーマ通りまさに初夏を感じながら歴史に想うツアーとなりました。

本日参加出来なかった方も、ぜひ国東半島を訪れて六郷満山文化を感じてみてください。

2018おおいた食文化伝承講座(第5回・第6回)のご案内

2018おおいた食文化伝承講座のご案内です。

第5回は「県北の料理」

第6回は「日田・玖珠の料理」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お申し込みはこちら

おおいた食文化伝承講座(第5回・第6回)申込書

各会場20名が定員となっております。

 

 

 

「第34回おおいた魅力体験ツアー」のご案内

「第34回おおいた魅力体験ツアー」を下記の内容で開催します。

開催要領はこちら↓

第34回モニターツアー実施要領

第34回おおいた魅力体験ツアー旅行申込書

旅行条件書

モニターツアー個人情報の扱い

 

※好評につき定員に達しましたので、受付は終了いたしました。 ご了承ください。