第28回例会を1月23日(土)に大分県立図書館で開催され、会員を始め52名の方が参加されました。
「竹田のキリシタン文化を考える」をテーマに、竹田市南蛮文化振興室の後藤篤美会員が竹田に遺るキリシタン関連遺跡や遺物、特にサンチャゴの鐘、聖ヤコブ石像、ドン・パウロ「志賀親次」のほか、竹田のキリシタン文化を顕彰するための取組等について基調発表しました。続いて、松本達夫会員が「キリシタン大名黒田官兵衛と大友宗麟」、若杉孝宏会員が「フロイスが見た義統と志賀親次の確執」と題してそれぞれ関連発表を行ないました。
また、今回は例会の最後に、昨年秋に実施した第1回辻野功文芸賞コンクールで最優秀賞を獲得した中学生部門の神田奈穂さんと高校生部門の本田雅奈さんがパワーポイントを使って作品を発表しました。発表後、審査員を務めた杉浦嘉雄会員と西澤千恵子会員から講評もあり、出席者から大いに賞賛を得ました。なお、この模様は、毎日新聞1月25日(月)付け朝刊と合同新聞1月27日付け夕刊で紹介されました。